
本土のでんぷんの多くは、とうもろこしから作られているのに対し、
麩の原料となるグルテンを作るときに用いる「赤瓦」という専用の小麦粉(強力粉)から作られるでんぷん。
「赤瓦」は、粘りのあるグルテンを作るため、小麦の皮に近い部分が使用されている粉です。
皮に近い部分には栄養がたくさん含まれているため、現在、飼料としての効果の実験が琉球大学で行なわれています。
この、小麦を原料にしたでんぷんには、いったいどのくらいの秘密が隠されているのか、まだまだ未知数ですが、
今後、いろいろなところで使用方法が期待されています。